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咲良の徒然気まま日記。 ゲームやらアニメやら漫画やらの感想考察などをつらつらと。 しばらくは、更新のお知らせなどもここで。

2024'05.19.Sun
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2011'02.11.Fri
オンリーで配っていたペーパーの、コメント部分を載せてみます。「月光の華」に関することも少し書いているので、「月光の華」を購入してくださった方にはぜひ読んでいただきたい!です!

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こんにちは&はじめまして!不弦の月の咲良と申します。初の薄桜鬼本、そして薄桜鬼オンリーということで、少し動揺しております。
せっかくなのでペーパーを作ろう…と思って、落描きを集めてぺたっと貼ってみました。そして余ったこの空間には、トークです!…いや、ある意味言い訳です…!今回、入稿前の二日間を一日30分睡眠でスパートをかけたため、中身に色々と…語り足りない部分がありまして…orz ということで、書き忘れたことを思い出しながらつらつらと沖田さんと斎藤さんについて語ってみたいと思います。語りだすと長い奴なので、語りなんかどうでもいいよ!って人はここまでで。お手にとってくださってありがとうございました!

「月光の華」はだいぶ前にネタ出しをしたもので、今の私の考える沖田斎藤の関係とはちょっと違うところがあります。違うというか…、今の私がネタを出したら、あんなに甘くはならなかったんじゃないかと。といっても、甘さは当社比なので!他の方の書かれるらぶらぶな話に比べたら糖度なんてあってないようなもんです(笑)もともと甘い話を書くのが苦手なので。それに、沖斎沖の基本といいますか、「これだけは絶対に変えちゃいけない!」と思っていることがあるので、それに忠実にするとあまり甘くならないといいますか。
沖田さんも斎藤さんも、優先順位の一番は『新選組』だと思うんですよね。沖田さんの場合は新選組というより近藤さんですが、大きくまとめればやっぱり『新選組』。だからお互いどんなに想っていようとも、互いの中の一番ではないわけです。と同時に、「己の命をどう使うか」っていうのも、すでに決めている。だから、互いにどれだけ惹かれていようと、相手の傍か戦場かの二択だったら、迷わず戦場をとる。それが当たり前で、そうしない沖田は沖田ではないし、そうしない斎藤は斎藤ではない。同じ生き方をしているからこそ惹かれあっているんじゃないかと……そう思うわけです。
その部分を崩すことだけは、絶対にしちゃいけない。そう思って、いつもお話を書いてます。これは沖斎沖にかぎらず、NLでもそうなんですけど。千鶴は、屯所にいた頃は、隊士たちの一番ではなかったはずなんです。二人きりで歩むことになるまで、その決意をするまでは、絶対に一番じゃない。確かにもう切り捨てられないかもしれない、けれど新選組とを天秤にかけたら、比重は後者にある。そういう雰囲気というか、感情というか…を、大事にしてます。ハイ(笑)
で、沖斎沖でもうひとつ気にしているのは、色恋ばかりにうつつを抜かすようなこともなければ、相手のことを想うがゆえに弱くなってしまうようなことも、絶対にないってこと。迷うことはあるかもしれない、苦しくなることはあるかもしれない、心が揺れ動くことはあるかもしれない――でも、絶対に頽れることはない。弱い部分を見せることも、本当に本当に限界がくるまでは、しない。好きだから想っているからいつだって傍にいたいとかそういうこともなく、互いの距離感を大事にしている。くっつきすぎず、離れすぎず、干渉しすぎず。…あ、互いが互いを認めている、って言えばいいのかな…?ありのままの「沖田総司」を斎藤さんは認めているしだからこそ好きになったわけだし、沖田さんも信念を貫く「斎藤一」が好きだし認めていて…それが気持ちを繋げたせいで変わってしまうようなことは、絶対に許せないと思うので。…うーん、このへん、言葉にするの難しいですね;
そして気付けばこんなに書いてますね!(笑)スペースが足りなくなる…! あっ、そうそう、『月光の華』についてひとつ書いておかねばと思っていたのですが。何も調べず書き始めた話なので、「道場」と書いてしまったあとで、「あれ…?八木邸の頃って壬生寺で稽古してたんだっけ…?(汗)」となりまして。まあ、適当な二次創作だし見逃して!と思ってはいたんですが、確かそんな関係の話をどっかで見た! と思って調べたら、あった、ありましたよ道場。9/20付の書状で、八木家敷地内に文武館を作ったというのがありました。良かった! その前にも、前川邸の表長屋を道場にしてたって話もあったので、道場って書いても大丈夫だったようです。二次創作ではあるんですけどやっぱりこういう史実もおさえておきたいなーと思うので、とりあえず!(これあとがきに書こうと思って忘れていたんです;)
あとは…ちょっぴり、本の内容の補足もしたかったのですが…。『月光の華』って、おおもとは、斎藤さん視点のラストのシーン…あのシーンを書くために生まれたようなお話なんです(笑)だからあそこが書けて満足! ――しかし、だ。読み直してみたら言葉が足りてない部分が多々あって、これでは私の言いたいことは伝わらないかもしれないとしょんぼりしていたんですけど…。特に沖田さん視点の部分。矛盾した感情が生まれているので余計にややこしくなってて、それをうまく説明できなかった気がします。「何も残したくなかった」っていうのと、「刻み付けておきたかった」っていう相反するふたつの思いがあって。前者は剣として生きる自分の覚悟みたいなもので、残したくない、というよりは「そんなもの必要ない」って感じでしょうか。後者はいつか朽ち行く自分の一部を相手に残したいっていう…本の中にも書いていますが、漠然とした不安からくる欲求。まあ、俗な言い方をしてしまえばアレです。自分の種を残したいって思う雄のような。…なんかこの説明嫌だな(笑)部屋に呼ばれてから夜になるまで、このあたりのことを沖田さんは悶々と考えていたんだと思います。私の中の沖田さんって、普段適当なことばかり言ってるけど、実際は心の中で物凄く真面目に物事を考えてる人なんですよね(笑)…私だけかな? しかし結局説明がうまくできていない気が…すみませんorz

さて本当にスペースが足りなくなるのでこの辺で! ……はっ、そうだ、落描きについて書き忘れてました。斎藤さんを脱がしたのはほんの出来心です(笑)沖田さんも脱がせたかったけど自重しました(爆)薄桜鬼はまだ描き慣れないので試行錯誤中です。
妙な語りにつき合わせてしまってすみませんでしたー! いつかまたどこかでお会いできたら嬉しいです。ではでは!

(2011.1.23 咲良)

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ちなみにイラストのほうはPictページに置いてきました。
上記のコメントを書いた時点では書けなかったことがあるので、少し追加で書きたいと思います。

実は、オンリーに参加した時点では、私は黎明録をやっていませんでした。だから、本編と随想録のイメージだけで書き上げたわけなんですが……。
ここ数日、画集が届く前に黎明録のコンプ画像を見たいと黎明録をがっつりプレイしていまして。で、沖田ルートをやって愕然としました。沖田さんのイメージががらりと変わった気がします。…いや、基本的には変わらないんですが。飄々としていて、近藤さんが大好きで、いつも感情の読めない微笑を浮かべている人…。だけど、私が思うよりも、沖田さんは強い人だった。……どうしてこう思ったかを説明するのすごく難しくて、今すぐには無理なんですけど。ずっと色々考えているのですが考えがまとまらなくて;;
まあ、あの、何が言いたいかって言うと、もし私が黎明録をやってから「月光の華」を書いてたら、少し違う話になっただろうと。そう言いたかったんです(笑)斎藤さんは、黎明録の初めから、己の在り方を決めた上で浪士組に参加していました。だからなのか、あまりブレはないのですが。だけど沖田さんはそうじゃなくて、黎明録ではすごく不安定で。でも不安定だからこそ見えた彼の新しい部分があって…。その新しい部分を知っていたら、「月光の華」の沖田さんは、もっと違う言動をする人になっていたと思います。
だけど、自分が考えていたことと、近い部分もあったかなぁ。黎明録で鴨さんが言ってた【真】とか。あと、【斬るべき敵か否か】っていう部分とか。

……んー、何か、何を言っているのかわからなくなってきました;
考えがまとまらないのでこの辺で!あとで黎明録語りもするので興味のある方はよろしくお願いしまーす!




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