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sakura*blog PMstyle

咲良の徒然気まま日記。 ゲームやらアニメやら漫画やらの感想考察などをつらつらと。 しばらくは、更新のお知らせなどもここで。

2024'05.06.Mon
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2008'10.10.Fri


当日、スペースに貼るポスターです。机の前だからあんま目立たないかなあと思いつつ、今回大きくNo.とサークル名入れたので少しでも目印になればいいなあと思っておりまする。…しかし空気読めてない感じの絵ですみません…。ルルーシュ…スザク…(泣)←…
…しかしポスター、いっつも一回使って終わりなんだよね…もったいない…(もったいないおばけがでるぞ)

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2008'02.13.Wed
明日あたりから私生活がバタバタしてしまいそうで、イベント当日までサイトを更新している暇があるかわかりません。なので、とりあえず全国の簡単なアナウンスをしておきます;


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2007'01.01.Mon
12/29(土) COMIC MARKET 73
[不弦の月] 東3ホール * サ-08a

一般参加の方もぜひ一度目を通してください
R18表記のある本は、18歳未満の方(18歳でも高校生は不可)にはご購入いただけません。
場合によっては年齢証明(免許証・パスポート・学生証など)の提示をお願いすることがあります。
ご提示いただけない場合には販売をお断りすることもございますので、何卒ご了承ください。




NEW BOOKS

Real voice3
2007.12.29発行/A5/オフ/60P/¥600

「Real voice」続編。種、アスキラ。
これにて完結します!
研究所に踏み込み、『シン』と出会ったアスランとキラ。彼のいる最上階を目指して進むうちに、二人は『シン』と『ステラ』、そして自分たちとの新たな接点を見つける。『シン』の本当の目的は?『ステラ』とは一体?シンとキラたちの、『決着』とは――?

[本文サンプル]

overflow
A5/コピー/24P/¥200/R18

ギアス・スザルルコピー本。やっと目処が立ちました!出ます!!
年齢指定がありありますので、18歳未満の方にはお売りできません。(18歳でも高校生不可)
二期妄想メインになりますので、二期の予想ネタが苦手な方はご注意ください(>_<;)

[本文サンプル]

S.G.K.special! ver.0712
B6/コピー/16P/¥0

無料配布SS+インフォメ本。S(種)G(ギアス)K(結界)の話を1本ずつ収録予定。新刊・既刊問わず、1冊でもお買い上げくださった方に差し上げます。種・ギアスは咲良担当。クリスマスネタ(きっといちゃべた)。結界はくだる担当です。





PUBLISHED BOOKS

<SEED>

 [高校生]
'07.8.19発行/¥700


 [Real voice2]
'06.12.29発行/¥400


[Realvoice] R18
'06.10.29発行/¥300

 [S*S]
'07.5.3発行/¥500

[水の惑星] R18
'06.12.29発行/¥1300

[僕らは何度でも恋をする]
'06.6.25発行/¥400

<GEASS>

[墜翼クロニクル] R18
'06.8.19発行/¥1000



[INTERVAL] R18
'07.5.3発行/¥300
 



OTHER

★咲良直参。くだるは…もしかしたら昼頃から来れる…かも?
★上記にない既刊本は、在庫数が極少のため持参しません。(※持参しない本でも、連絡いただければ持って行きます。ご希望があればメールくださいませ)
★当日、開場直後の1万円札のご使用はご遠慮くださいますよう、お願いいたします;

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2007'01.01.Mon


orverflow 2007.12.29 comingsoon


 





「久しぶり、……と言っていいのだろうな」

 灰色の魔女は、こちらを見て薄く笑むとそう言った。

 初めて出会った時と同じような、シンジュクゲットーの廃墟。

 瓦礫の上に立つ姿はあの時のように拘束服ではなかったけれど、似たような白い服を纏っている。

「面白いことになっているじゃないか。いつからお前には弟ができたんだ?」



*



「ルルーシュ!」

 背後から呼ばれ、ルルーシュは振り返る。生徒会室へ向かう途中のことだった。

「なあ、今日の放課後つきあわねぇ?」

 呼び止めたリヴァルがルルーシュの前まで走ってきて、手をチェスのコマを持つ形にする。

 またどこかの貴族からヘルプが来たのかと苦笑し、ルルーシュは持っていた書類を持ち上げて見せた。

「今日はパスだ。明日までに片付けなきゃならない仕事がある」

「って、げっ、それって俺たちも……」

「もちろん今日は生徒会室でみっちり書類と戦ってもらう。逃げたら罰ゲームだからな、リヴァル」

「うへぇ~そんなぁ~」

「今日やっておかないと次に響く。遊びたかったら頑張れよ」

「そりゃそうだけどさぁ……ああ、なんかミレイ会長が恋しいぃ……」

「あの人が卒業して学園が静かになったな」

 泣きまねをするリヴァルにそう言って、ルルーシュは通路の窓から大学部の方向を見つめた。

 前会長であるミレイは高等部を卒業し、今は大学部の方に通っている。

 時々、それとなく生徒会に顔出しをする彼女だが、さすがに今はイベントにまで口を出してこない。

 故に、彼女が企画していたとんでもないイベントのほとんどは行われることなく過去の出来事として片付けられていた。

「……俺でも、寂しいと思うよ」

 ぽつりと呟きを落とし、ルルーシュは歩き出す。リヴァルはそれが聞こえなかったのか、何の反応もなかった。



*



「……ゼロの亡霊なら、きっと私を狙ってくるのでしょうね」

 スザクは僅かに顔を歪めるとそう呟いた。ゼロがそうなってまでこの世に未練があるとしたら、その命を絶ったスザクに対してだ。

 シュナイゼルはそこでやっと後ろを振り返った。

「枢木君」

「はい」

「君は、ゼロの素顔を見たのだろう?」

 この質問も、何度目だかわからなかった。スザクは瞳を伏せ、はい、と答える。

 真っ直ぐ主君の目を見て答えられないのは、スザクに後ろめたさがあるからだ。

 シュナイゼルもそれを知っている。

 目を合わせぬスザクに苦笑し、まだ駄目かと溜息にも似た呟きを落とした。

*



「違うさ。そんなことはない。……ふん、私はただの傍観者だ」

 虚空に向かって言葉を投げ、C.C.は空を見上げる。

 白と金の機体――相変わらずカラーリングは変わっていない――ランスロット。

 この一年の間に、フロートシステムは標準装備になっていた。

 暗闇に浮かぶ雲を切り裂き、機体は悠々と地に降り立つ。

「……ロロが? いいじゃないか、大事な『兄』を奪われては困るのだろう」

 あの偽りの兄弟はそろそろ本性を曝け出すだろうか。C.C.はくすりと笑った。

 最後のグロースターを薙ぎ倒したゼロは、ランスロットに気付いても逃げる気配がない。

 諦めてしまっているのか、それとも好奇心が勝ったか。

「――さあ、ご対面だ」

 風に靡く長い髪をかきあげ、C.C.は目を細める。

「世界は変わると思うか? ……マリアンヌ」



 

『orverflow』より一部抜粋




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2007'01.01.Mon

Real voice3 2007.12.29 comingsoon

 



 MCTという略称に何となく聞き覚えがあった。
 タワーの最上階にある薄暗い部屋で、ラクスは組み合わせた手を顎に当て沈黙していた。
 アスランにも言えなかった記憶だ。それは隠そうと思ったからではなく、自分の記憶に確証が持てなかったから。
 目の前に広げたままになっているのは、ラクスが代表になる以前――父であるシーゲルが代表を勤めていた頃の組織のことが書かれているものだ。
前代表であるシーゲル・クラインとパトリック・ザラは、記憶媒体というものを嫌った。ネットワーク内で情報が行き交う、そんな危険なところに自分たちの組織の機密を置きたくないと言った。ラクスがそれを聞いたのは、組織ができて間もない頃。まだ、将来自分が組織を背負って立つなどと想像もしていなかった頃だ。
 残されたこの書物は特殊な鍵がかかっていて、組織内ではラクスとアスランしかそのキーとなるパスワードを知らない。だが必要になることなど今までになく、ほぼ毎日この部屋に通いつめているラクスでさえ、手に取ったのはこれが初めてだった。
(……どんな繋がりが?)
 これを開き、関連する事項を読み進めた今でも、ラクスにはよくわからなかった。
 今晩彼らが向かったMCT研究所と、この組織――というよりは、シーゲルとパトリックだ――は、何らかの繋がりがある。だが、それが何だかわからない。
(せめて、連絡が取れたら)
 ラクスに代表の座を譲ってから、シーゲルは姿を消した。ラクスの母は定期的に会っているようなのだが、意図的なのか何なのかラクスはあれ以後父の姿を見ていない。
 時々送られてくるメールと、屋敷の子供たちに宛てたプレゼントや手紙で息災だと知らせてはくる。が、それだけだ。
 こちらからの連絡手段はすべて封じられており、アスランの追跡にも尻尾すら掴ませない徹底振り。組織を裏から守る、そう言ったからには、おそらくこちらの目の届く範囲に潜んでいるはずなのに。
 ラクスの記憶は少しおかしい。忘れてしまうほど幼少の頃のことではないのに、どんなに思い出そうとしても靄がかかったままなのだ。
 あまり考えたくないが、もしかしたら、自分は――。
『ラクス? いるのか?』
「!」
 ノック代わりの電子音に続いて聞こえてきた声は、カガリのものだった。はっと顔を上げると目の前の資料を閉じ鍵をかけ、立ち上がる。
「いますわ。……どうぞ」
 開錠し扉に歩み寄ると、シュンと軽い音を立てて開いた扉の前に、無造作に髪を束ね大きな紙袋を抱えたカガリがいた。
「どうしたんですの? その荷物」
「ラクスのとこ行くって言ったら、アスランに持たされた」
「アスランに? 彼は今任務じゃ……」
「うん、さっき出てった」
 入っていいかと目線で訊ねるカガリを、どうぞと中へ招き入れる。
ラクスのこの部屋に簡単に入ってくる人はそういない。後継者であるアスランと、秘書のマリュー、そして自分の補佐をしてくれるカガリ。この三人くらいだ。
「中身は?」
「見てないよ。アスランからのものなら間違いないだろ」
 笑ってそう言い、カガリは紙袋をソファへと下ろした。ラクス宛のものは一度カガリとマリューがチェックを入れ、それから自分のところへ回ってくる。一度、代表宛の依頼品に爆発物が混ざっていたことがあって、それ以来この体制が取られていた。
あの時はたまたまアスランが共にいて、荷物の微妙な変化に気付いて自分を庇った。
 それは、代表に立って1年目のこと。そんな事件から4年。アスランがあの時に負った傷は、きっとまだ痕が残っているだろう。
「あと、伝言。何かあったらすぐに連絡を、ってさ」
「…………」
 荷物の横に腰を下ろしたカガリを見る。カガリも真っ直ぐにラクスを見つめていて、その表情は明るい声音から推測できるほど笑っていなかった。
「何かあったら、って、たぶん留守中の心配じゃないよな?」
 肩を竦め、カガリはラクスを窺うように目を細めた。幼い頃から共に育ったカガリには、ラクスは嘘をつけない。いや、正確には嘘をつけないのではない。たとえついたとしても、表情で、声音で、微かな変化で見破られてしまうのだ。
 だから彼女の視線に、ラクスは困ったように微笑ってみせた。
「今回の任務のことで何か知ってるのか? ラクス」
「知っている、という確証はありませんわ」
「アスランが寄越したソレ、たぶん私をラクスの所へ行かせる口実だと思う。今回、現地と連絡を取れるのは私だけになってるから」
 紙袋の中身を覗く。中には大きなぬいぐるみのようなものが入っているようだ。
「アスランは……時々怖いですわね」
「キラとラクスのこととなると怖いよな。今回はどっちだ?」
 呆れたようなカガリの物言いにふふっと笑い、ラクスもカガリの前に腰を落ち着けた。隣の部屋にはマリューがいて、お願いすればすぐに飲み物を用意してくれるだろう。だが今はそんな気分になれない。落ち着かないのだ。
「もしかしたら、キラ、かもしれません」
「キラ? ラクスじゃなくて?」


     *     *


 管制室の上部に設置されたモニターを凝視しているシンを、ステラが不思議そうに見上げた。
 ステラはピンク色のペットロボと戯れている。約10年前、シンがステラを起こしたときに、ひとりでは何もすることがないだろうと与えたものだった。
 設計図は誰かがシンの中に入れていったもの。シンはそれを実現させただけ。そのおもちゃには、ハロという名称がついていた。
 モニターに映るのは、このメインルームを目指して進んでくる4つの人影。メインルームは今シンたちがいる管制室と続いている。ガラスの扉一枚を隔てた先が、シンが生まれた場所――メインルームだ。
 今は空になったマザーコンピュータ。敷地内のすべての管制は、すべてシンがここから行っていた。ここからと限定されるわけではないが、すべての様子を一眸できるのはモニターがあるこの場所だけだった。
「…………」
 シンが黙ったままなので、ステラも黙ったままだ。
 けれどそれにも飽きたのか、それともハロに歌えと強請られたからなのか、ステラが前触れもなく歌い始める。
 シンは少しだけ目を細め、眠っていた己の中の記憶を呼び起こす。
 彼女は決しておしゃべりな方ではなかった。シンが口を開かなければ、太陽が昇ってまた沈んで行くまで一言も発しないこともある。
 メンテナンスにもなるから口を動かして、と言ったシンに、彼女は歌でもいいのかと訊ねてきた。頷いたシンに、ステラは微笑んで歌い始めた。……それが、彼女が始めて歌声を聴かせてくれた日。
 この歌は、『ステラ』が歌っていたもの。シンに何度も聴かせてくれたもの。
 優しい音色。優しい声。風のようにシンを包んで消えていく歌声は、シンの記憶するステラの声そのものだ。
 膝の上にハロを乗せて、彼女は静かに歌い続けていた。シンが自分を見ていることに気づくと、小首を傾げてにこりと微笑む。
 ステラがこの歌を歌うと、今でもシンの回路は微かな狂いを訴える。
 それが何か、シンは知らない。……知る術もない。
 今はもう、シンに感情を教えてくれる人物は、世界のどこにも存在しなかった。


     *     *


「……ステラ」
 呼ぶ声に、ステラが振り返った。シン、と嬉しそうな声を出して彼女は走り出す。
 メインルームの最奥にあった扉が開いて――シンが、扉の向こう側に立っていた。
「シン……」
 キラはまた、更に一歩前へ進む。怖いとか、恐れとか、不安とか、そういうものはやはり何もなかった。
 ため息をついたアスランが後ろの二人へ何か指示するのを頭の片隅で捉えながら、キラの視線も神経もすべて目の前の少年少女に注がれていた。
 何を言うべきなのか、迷う。
 アスランだったら、こういうときすらすら言葉が出てくるのだろうが。だがそのアスランは、何を考えているのか先程から黙ったままだ。
「遅くなって……ごめん」
 結局、キラはそう呟いていた。
「会いに来たんだ。――僕の神様」


 

『Real voice3』より一部抜粋

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