降って湧いた妄想

戦利品も読めないままスパコミ後拉致られていた間、ひたすら妄想してました（笑）
それを友人に送りつけていて、帰ってきたら書く！とか言っていたんですがよく考えたらそんな暇がないわけで、それより先に何とかしなきゃならないものがわんさかあるわけで。

…と、いうわけで、続きに友人に送った妄想を放り込んでおきました。覚書です。いつか書きます（笑）

あと、車を運転しながらふと浮かんだものがあるので、形にしたいなー…！こっちは絵なんですが。スザルル＋C.C.＋カレンで、描けるならナナリーやジノやアーニャも入れたい。
ちょっとダークな感じで、赤と黒と月と炎…そして散り舞う花びら。
これだけだと何のこっちゃ、って感じですね。あー、脳内の妄想が勝手に絵になってくれればいいのに！絶対自分の思い通りの絵が描けないんだよ…ううう、画力が欲しい…！（涙）

そういえば、悪夢ナナリーとブラッディが完結したと知って驚いた。もっと続くかと思っていたけど…完結したのか…！

-----以下妄想（ただのネタ）-----


一応、騎士皇子。スザルル←ジノ。

本編と同様日本はエリア11に。
ルルーシュと離ればなれになったあと軍に入り、ラウンズまで上り詰めたスザクと、スザクと離ればなれになったあと皇子に戻ったルルーシュ。
ルルーシュはスザクのことを凄く気にしていて日本にいた時のように接しようとするんだけど、スザクはルルーシュに対して「皇族」のスタンスを崩さない。
表情が乏しいスザクを心配してあの手この手で(他のラウンズを使ってみたり、ナナリーの名を出してみたり、同じ戦地に向かってみたり)スザクと近付こうとするんだけどダメで…。

本当はルルーシュの騎士になりたかったジノ、ルルーシュが騎士を決めない理由はスザクの存在、スザクはルルーシュへの想いを忘れようとジノを利用。

「ルルーシュ殿下は何故そこまでスザクを気にされるんです？」
「…何故…、何故だろうな。私にとってあいつは…唯一の…本当の俺を知る、友人で、家族のような…」

「残念だけど、ジノ。彼は友達なんかじゃない。…少なくとも、僕にとっては」
「それは、特別な感情があると取っていいのか？」
「逆だとは考えないのかい？」
「逆？」
「何の感情もない、興味もない」
「それはないだろ。殿下を見る目でわかる」
「……」
「私は殿下の騎士を諦めた訳じゃない。スザクのように目的があってラウンズになったわけでもないしな」
「…そう。好きにすればいいさ」
「ああ。好きにする」

「…やっと、あの頃のお前に戻ったな」
「君は僕に幻想を抱いてるだけだ。君の知る枢木スザクは、もうどこにもいない」
「ここにいる。お前はスザクだよ。…俺の知る、やんちゃで、優しくて、涙脆い、」
「っ、君に何がわかる!!」

「優しさなんて捨てた。…君に対しても、今この瞬間でさえ、獰猛な衝動しかわかない」
「見せろ。お前に、まだ俺に向かう衝動があるのなら」
「……。後悔するよ」
「しないさ」
「…わかった、思い知らせてあげるよ。もう、君が僕に関わろうとしないように」
「それもない。…絶対に」
「絶対なんて、ない。バカだね、…ルルーシュ」

「枢木スザク」
「は」
「おまえの目論見は失敗だ。私は今後も、お前に対する態度を変えることはない。そう心得ておけ」
「…………イエス、ユア・ハイネス」

増幅するルルーシュへの想いに苛立つスザク。忘れたい、でも忘れられない。抱けば離れると思っていたのに、それすら逆効果で。

（何故、どうして、忘れさせてくれない）

枢木スザクは一度死んだ。そして今ここにいるスザクは、『ブリタニアの白き死神』…白亜の身体を血に塗れさせ高らかに嗤う鬼神でしかない。

（関わるな。これ以上、揺さぶるな。僕は…俺は…）

「ルルーシュ」
「！」
「過敏だね。…いくら口では強がってても、身体は正直だ」
「…ふん。…だから？」
「言葉で通じないのなら、行動で示すしかないんだろうね」
「スザク――」
「…もう一度、わからせてあげるよ」

「俺は、あいつを騎士にしたいわけじゃない」
「なら、どうして」
「…『孤独』を…取り除いてやりたいだけなんだ」
「それは、友達だからですか？」
「友達、か。以前の俺なら、そう言っていただろうな」
「今は違うと？」
「ああ。今は、違う」
「…では、好きだから、ですか」
「……。そんな優しい感情じゃない。俺のこれは――」

―――ただの、執着だ。