インフォページを作らなくてはと思いつつ、なんとなく今回は無理そうなのでこちらでお知らせ。
今回の新刊は2冊になりそうです。
■『Perfect world』 A5/44P/オフ/表紙FC/¥400/R18
くだるとの二人誌。アスキラいちゃいちゃ本。
■『ONE WISH』 A5/20P(予)/コピー/表紙FC(予)/¥200(予)/R18
不弦の月初、イザキラ本。咲良の個人誌です。白服二人の長い夜のお話。
無料配布は無理でした…;咲良がいっぱいいっぱいなので、今回くだるがSSS付ペーパーを作成してくれています。B6版8Pの折綴じ仕様になるのではないかと。…ん?それってある意味無料配布…?(ハテ)
今回、初イザキラですよ!(まだ終わってないけど!)ずっと前からイベントのたびにイザキラ本を探しているのですが、買えても1~2冊で…なんというか、こう、むらむらっとしてたんですよね(笑)そのせいなのかイザキラ夢(しかもR18)を見て、これは書けということか、と。どれだけ需要があるのかわからないので、何部刷ろうか悩んでいるのですが; 欲しい方に挙手して欲しい…本当にすっごく悩む…。オフの1/10以下の数でいいのかなと思ってるんですが、どうなんだろう。たくさん刷って布教のためにも(…布教?)しばらく売ろうかなと思ったりもするんですが(笑)しかもいきなりR18でごめんなさい…夢はイキナリやってましたが、1P目からそれはないだろうとワンクッション置いたからね!(オイ)……無事に出るといいな。
そんな感じなので、今回は限定数のものは何もありません。ので、急がずゆっくりおいでくださいね。
あちこちのサークルさんで限定物があって気になるよね…!インフォを見るたびに気になります。限定物大好き(笑)皆さんセンスよくて羨ましい~。見てるだけで目の保養になりますv
ではでは、当日無事にお会いしましょう~☆
……っていうか、あーもー!やっちゃったよ!!
入稿した今頃になっていろいろ間違いを発見してしまってどんよりしています。最大の間違いは表紙ですよ…ああああ。背幅を間違えた…幅が足りないとかじゃなくて、背幅の設定位置が表紙側にずれ込んでいた(しーん)つまり、背の部分として私が設定した部分は、実は表紙の一部だった、という…。
そんなわけで表紙にはたぶん「何でここに?」って感じの背幅部分が印刷されていると思います…。あーあ。悔しいな~…インパクト当日は仕方ないとして、それ以降の分として再販(てか刷り直し?)しようかしらん(泣)
作業のし忘れはあるし「なんでこうなってんの」と呆れてしまった間違いもあるし細かいところがあちこち気に入らないし…(言ってたらキリがない)
毎回同じような泣き言を言っていてすみません; ……余裕を持て自分。
でも中身は自分なりにがんばったので(Wordが使えないのでデータ入稿に挑戦したよ!やっぱり大変だったよ水村さん…!←微私信・笑)、見ていただけると嬉しいです…めそり。
気付けばイベントまであと5日なんですね…!あわよくば別CPのコピ本、とか言ってたけどもう無理!?無料配布もペーパーもまだだし!って言ってる間に夏コミの申し込みも始まるよ!うわーん忙しい…!
タクシーから降りて、ふと自分たちの部屋の明かりを見上げる。
こんな時間だというのにリビングには明かりがついているようだ。いつもなら先に布団に入ってしまうはずなのに、どうしたのだろう。
(……あ)
そういえば、昼間キラから何度もメールが来ていた。
今日の予定をしつこいくらい確認してきて、できれば早く帰ってきて、とも言われた。だが予定は変更がきかないものだったし、無理だよと宥めておいたのだが。
夜も何度かメールがあって、ここに帰ってくる少し前には携帯が鳴ってワンコールで切れた。
(何か、あったのかな)
エレベーターのボタンを押し扉ガ閉まる。上昇するエレベーターの中で、アスランは眉をひそめた。
自分もそうだが、キラは他人の評価や態度に敏感だ。何かあっては生き抜いていけないこの世界だからこそのことだ。
だが過敏になりすぎて、立ち直るのに時間がかかるときがある。そういうときは、お互いに寄りかかって支えあって、そうしてまた元の『自分』に戻る。
(今日……キラの予定って何だったかな)
ほとんど把握しているものの、細かい取材や小さな仕事のことまでは頭に入りきっていない。今日のキラは変則的なCM撮影で、空き時間が長い……といっていたような。
「ただいま」
玄関の扉を開け、声をかけてみる。中はしんとしていて、テレビの音も聞こえない。
おや、と首をかしげて靴を脱ぎ、リビングに足を運んで。
「キラ?」
ソファからはみ出している茶色い髪に気付いて呼びかけてみる。
返事がなく、まさかと思いながら前へ回り込むと――彼はソファに寄りかかった姿勢でくぅくぅと寝息を立てていた。
「こら。こんなところで寝るなよ。……キラ」
幾分強めに呼びかけるが、起きる気配なし。
ったく、と溜息をついて、邪魔な上着を脱ぎ捨てるとアスランはキラの部屋の扉を開いた。あのまま寝かせては疲れがとれないだろうから、ベッドまで運んでやるのだ。
ドアを開け、ベッドの布団を寝かせやすいように捲って、再度ソファに戻る途中。
「……?」
いつもはそこにないモノに気付いて足を止めた。
白い箱だ。
ダイニングのテーブルの上に、四角い箱が乗っている。
何かもらってきたのかと、ナマモノじゃないだろうな、などと考えながら何気なく手を伸ばし、ふたを取って――。
「っ……」
アスランは息を呑んでしまっていた。
中に入っていたのは、白くて丸い、小さなホールケーキ。
アスランの好きなフルーツがたくさん乗った、バースデーケーキだ。
すっかり頭から抜けていた。日付が変わったら、もう29日――アスランの誕生日だったのだ。
(だから、か?)
早く帰ってきてと言ったキラの言葉の意味に今更ながらに気付き、アスランは困ったように眉を下げた。
日付が変わったら、真っ先に、誰よりも先に、一番に、おめでとうと言いたい。
少し前に関係の変わった自分たちの、初の記念日だった。だから、とキラはそう言っていた。
なのに。
「ごめん……」
寝息を立てるキラの前に跪き、呟いてみる。
キラはきっと、自分の帰りを待っていてくれた。
と、そのとき。
携帯が小さく震えて、メールの着信を知らせた。こんな時間になんだろうと見てみると、差出人は目の前の彼だった。
よく見れば、時間はもっと前……日付が変わった直後のものだ。
何らかの原因でメールの到着が遅れたらしい。役立たずと携帯に向かって悪態をつき、メールを開く。
「……ぷ」
画面に映る、おめでとうの文字。
少しだけの愚痴と、少しだけの文句。
そして。
「明日の朝はキスで起こして、……か」
少しだけの、甘えた言葉。
「了解」
キラの寝顔に呟いて、彼を抱き上げ部屋へ運ぶ。
誕生日が嬉しいと思ったのは、この世界に入って初めてかもしれない。
アスランは思わず口許が緩むのを止められずにいた。
……っと大興奮の咲良です(笑)
しかし、見開きページ(特集の最初)から「ぶっ」と噴出したよ…アスラン、ほんとキラの肩に手を回すの好きだよね…(笑)あああキラがかわいい。無印時代のキラだーかわいいー。デスの落ち着いたキラも好きだけど、やっぱ原点は無印なのですよ。あああ、キラかわいい…(うるさい)
『SEEDでのキラとアスランの関係とは、親友?それとも…!?』
とか書かれててもうどうしようかと。親友じゃなかったら何なんだぁっ!と見た瞬間思いましたが、冷静になれば親友以下っていう選択肢があると気付き…えへ。腐女子万歳(笑)
保志さんと石田さんの対談もおもしろかったな~。キラとアスランが連絡を取らなくなってたのはキラのせいだ、とか言ってたよ!アスランがメールしてもキラがのほほんと返事が遅れて、それでだんだんとメールが減って…、みたいな(笑)
そして『お互いに信頼しあってた、連絡を取らなくてもいいと安心していた』っていう保志さんの言葉に納得。アスキラってそうだよね!ね!…でも離れている間に話がかみ合わなくなるんだよねアスキラ(ぷ)
そして今更ですが咲良にメッセージくださった方々にお返事をしました。なんか…もっといっぱいためていた気がしたんだけど、ちまちまお返事したりしていたから思ったほどなかったらしい。でも、もう本当に今更だなーと思うものは今回載せていません。すみません…;見落としはないと思うのですが、もし「コメントしたのに!」って方がいたらごめんなさいです;;
ではでは、お心当たりの方はこちらからどうぞ。
実は入れ間違いが発覚しております。申し込んだ本と中身が違ったら、お手数ですがメールにてご連絡くださいませ。すぐに送りなおしさせていただきます(><;)
取り急ぎご連絡まで…!
トコトコトコ。
キラが歩くと、その頭上を大きな影がふわふわふわとついて来る。
「……」
ぴたり。足を止めると、その影も止まる。
一歩踏み出せば、またふわりと気配が近づいて。
「……すっごく気になるんだけど」
「何が?」
キラが呟くと、その影から答えが返った。予鈴が鳴る。のたのた歩いていたキラははっと顔を上げ、足を速めた。少しのんびりしすぎてしまったらしい。
「ふわふわ視界に入ってくると気になっちゃうんだってば」
「ああ、俺が? なら降りようか」
ストン。早足で歩くキラの少し先に、白い翼を折りたたんだ一人の青年が降り立った。すらりとした肢体は翼とは対照的な黒い布で覆われていた。光を受けて光っているように見えるのは、キラの目の錯覚だろうか。
「いや、そういう意味じゃなくて――って、ヤバイ、遅刻する!」
思わず立ち止まりそうになってしまったキラを、目の前の壁に取り付けられた時計が脅かすように長針を動かした。
遅刻して目立つのは避けたい。その一心でキラは急ぎ足で教室に飛び込んだ。きょろきょろと見回すと、後ろの方の席でサイが手を振ってくれている。
「久しぶりだなー、キラ! よく来たなー!」
「うわっ」
サイの隣にいたトールが立ち上がり、キラの髪をぐしゃぐしゃと撫で回してくる。
「もう、ほんと、もうしばらく待っても来なかったらおまえんちに乗り込もうかと思ってて」
「はあっ?」
「本当に行きそうだったよ。この間俺がキラを見つけたって言ったら、すぐ行こうさあ行こうって」
「愛だよ、愛! キラに会いたかったの!」
「愛ねぇ? あ、ミリアリアに言ってやろう」
「うっわ、アーガイルくんてばそういうことするんだ? サイテー」
いつも以上に明るい彼らに笑って、席に着く。ありがとうと告げると、二人も笑顔を向けてくれた。
しばらくぶりの講義は全然内容がわからなかった。これは駄目だと、隣にいたサイの今までのノートを写すことに集中していると。
「……よかったな」
横――サイたちとは反対側だ――から、不意に声がかかる。
ちらりと隣を窺うと、そこには先ほどの青年が当たり前のように座っていて。そして微笑みながらキラを見ていた。
「キラには、大切なものがたくさんある」
カリカリ……。彼の言葉を聴きながら、ペンを動かす。
「キラを必要としてくれる人がいる」
コトン。思わず、キラはペンを置いた。
今度はしっかりと、隣を見る。頬杖をついて、生徒の一人のようにそこに存在している彼。
口を開きかけて、今が講義中なのだと思い出し、首を軽く横に振ると再び前を向く。
(違うよ)
心の中でそう答え返した。キラを必要としてくれる……いてほしいと思う人は確かにいるだろう。でも、彼らは皆キラより大事な人がいる。家族がいる。恋人がいる。
キラがほしいのは、彼らが持っている『大事な人』。キラを誰よりも必要としてくれる人。キラが生きる、その導になってくれる人。
(どうしたら、わかってもらえるかな)
ぼんやりと考える。隣にいる彼は、どうしたら『キラだけのアスラン』になってくれるだろう。
(天使だって悪魔だって死神だって……なんでもいいんだ)
本当に、自分でもよくわからない。彼を、どうしてここまで欲しいと思うのか。死にそうだった自分を助けてくれた人だから? あの時彼は、キラの心の奥深くに抜けない楔を打ち込んだのだ。
「どうかしたか? キラ?」
困惑したような彼の言葉に、キラはもう一度ちらりと彼を――アスランを見た。
キラの態度に戸惑っているのだ。眉を下げてこちらを覗き込んでくる彼は、どこから見ても普通の『人』なのに。
「もう……仕方ないなぁ……」
答えられないんだってば。
溜息と共に呟くと、サイが何だとこちらを見る。それになんでもないと答え返して、キラは目の前にあるアスランの頭を軽く撫でた。
こうして触れられるのに、声も聞こえるのに、それがキラだけなんて、本当に不思議でならない。
でもそれは、キラだけが特別だということの証だった。
*-*-*-*-*-*-*-*
突発天使アス+人間キラ。アスランはデスノのリュークみたいなのを想像してください。リンゴは齧らないですが。むしろ齧るなら桃かな(笑)
急に書きたくなったので書き逃げ。
……とか、突然やる気になった咲良です(笑)でも今夜から二泊三日で法事に行ってきます。なんかもー、…困ったことになっててあまり行きたくないんですが(あ)
あのですね、何故突然やる気になったのかっていうとね。今回、wordの件でいろいろな方が心配してくださって嬉しかったんです。ちょうど私生活で死にそうになってて弱ってたので本当に嬉しかった。そういう、嬉しかった気持ちをお返しするのって、一番いいのはやっぱりお話を書くことかなぁと思って。そんなわけで法事でいない期間を抜かすと締め切りまであと数日(考えたくない)なんですが、頑張ります!(笑)
wordに関しては、ファイル破損やNortonのせいでもないようです。ファイル破損だったらすっぱり捨てようと思ったんですけど…どのファイルを開いても、ってか新規でも同じなので関係なくて。
皆さん詳しいですよね…!今回のことで、自分がどれだけ勉強不足なのかを思い知りました。原稿は、しばらく嫁に出していノートが出戻ってきたので(←爆)それでやろうと思います。ノートはネットに繋げないから、誘惑なくていいんだよね本当は(笑)
インパクト…FINALなんだよなぁとぼんやり考えていて、ふと寂しくなりました。大きい種オンリーってもうなくなっちゃうってことですよね。うをー。種の方々が一堂に会するのはもうないかもしれないのか…。咲良は大阪には行けないし、会えなくなる方もいるよねきっと。
今回は大阪の売り子さんが来てくれそうだし、配置はあんなとこだけど暇だと思うので、いろんな人に差し入れに行きたいなぁ…。ぜんぜん連絡とってない方とか、相互リンク張っていただいてる方とか、ひょこっとお邪魔したいです。事前に行きますって言っておいたほうがいいのかな…?いきなり行ったら「誰?」とか思われちゃうかしらん…;どうしよう。
とかなんとか、新刊とはまったく関係ないことを考えつつ、法事に行ってきますー。それでは!
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