2007'09.22.Sat
突然ですがルルスザルルです。とうとうやっちゃった!(笑)ん?スザルルスザ?や、どっちでもいいのか。
指定なしでいいよね?いいかな?どうなの??という感じのイチャイチャっぷりです。直接描写はないのですが、微えろでスザクが失言かましまくりです。リバ無理!な方はやめておいた方がいいかも。あ、でも、スザクは攻め気質ですよ!(爆)
携帯からの投稿なのであとでまた加筆修正するかも。←ちょっとしました(9/25)
では、オッケーな方は以下からどぞ。
指定なしでいいよね?いいかな?どうなの??という感じのイチャイチャっぷりです。直接描写はないのですが、微えろでスザクが失言かましまくりです。リバ無理!な方はやめておいた方がいいかも。あ、でも、スザクは攻め気質ですよ!(爆)
では、オッケーな方は以下からどぞ。
*-*-*-*-*-*-*
ほぅ、とため息にも似た息をつくと、スザクは腕の力を抜いた。
触れていたぬくもりが離れる気配。すぐに後処理を始めそうな彼の腕を掴み、自分の隣に引き倒す。
「……っ!」
言葉もなくシーツに埋もれたルルーシュは視線だけで抗議してきたけれど、今の状態ではちっとも迫力がない。呼吸はもう整ったようだが、まだ余韻を引きずった瞳は、熱をもち欲の色を孕んでいた。
「どう、だった?」
こんな風に聞くのはルール違反かなと片隅で考えたけれど、どうしても言わせたくてスザクは問いを口にした。声が少し掠れる。……のは、たぶん、喉がかわいたからだ。あがりそうになる声を、必死で抑えた結果。
ルルーシュが気だるげに髪をかき上げ唇を開いた。
「……なにが」
うん? と目を細め微笑い、具体的に言ってほしいのかと言葉にはせず瞳で伝える。伝わったかどうか定かではなかったが、そのまま無言で見つめ続けていると、ルルーシュがカッと頬を薄紅色に染めた。
答え返してくれないルルーシュを残念に思いつつ、腕を更に引き寄せ唇に軽く触れるだけのキスをする。
「僕は、嬉しかったよ」
気持ちよかったし、と続けるとルルーシュの手が髪をぐしゃぐしゃとかき回してきた。顔が赤い。眉根が寄っている。でも瞳が優しい。……こんな風に照れているルルーシュは貴重だ。
俺だって嬉しかった、とぼそぼそとルルーシュが言って、スザクは良かったと顔を綻ばせた。だがそのあと、ふと彼は表情をくもらせる。
「……でも、……」
言いかけて、口をつぐみ。微苦笑を浮かべるとごめんと謝罪を寄越す。何だろうと視線を投げれば、ルルーシュはスザクの額に手を伸ばしてきた。ゆっくり、汗で張り付いた前髪をかきあげてくれる細い指先。
「加減、できなかった、から」
ぽつりと呟かれ、ああ、と笑う。
「お互い様、なんじゃないの?」
「……認めたくないけどな。おまえの気持ちが初めてわかった」
「それなら僕も同じだよ。ルルーシュがいつも嫌だって言う気持ちがわかった」
ふぅん? と呟くルルーシュの視線は訝しげだ。
とりあえず、理解したのは間違いない。が、それで今後スザクの行動が変わるかと言えば、それはないわけで。
「ルルーシュ? 疲れた?」
目を閉じてしまった彼に問いかけながら、額に伸ばされていた手を取り指先に口付ける。
「それなりに」
返った答えは簡潔だが、たぶん相当疲労していると思う。引き倒したのは確かにスザクだが、それに抗い離れるのが億劫なくらいには。
「あのさ、ルルーシュ」
「……ん」
「眠い?」
「少し」
言葉少ななのは、眠気が多少なりとも彼を襲っている証拠だった。抱き合った後、彼の素肌に触れながら心地よい疲労と眠気にまかせてベッドに沈むのは、スザクも好きなのだけれど。
「ルルーシュ、まだ寝ちゃダメだよ」
「あぁ……そうだ、せめて拭いて……」
「そんなのは別にいいんだけど」
君が外に出してくれたから中も平気だし、なんて続けたら、ルルーシュの目がぱちっと開いた。
「おまえな……!」
また赤くなった頬をぷにっと人差し指でつつく。
「ゴムいらないって言ったの僕だし、本当は中で出してくれても良かったんだけどね。初めてなのによく……」
「ッ、もういい、黙れ馬鹿!」
完全に目が覚めたらしいルルーシュの腰に手を添え引き寄せる。くすくすと笑いながら、羞恥に染まる耳朶に口付けた。
「……ねえ、ルルーシュ」
耳に直接吹き込むように、低く彼を呼ぶ。途端にびくっと跳ねた身体は、スザクが教えた快楽に従順だ。
「やっぱり……僕も君が欲しいな」
「なっ……」
すでに昂ってきた自身を押し付ければ、ルルーシュのそれもピクリと反応を示す。
「スザク、……辛く、ないのか」
「腰? うん、少し。でも、動けないほどじゃないし」
「錯覚だ! 絶対に動いたら痛い! っから、やめた、ほう、が……っ」
「でも欲しい」
――君の中の熱さを感じさせてよ。
ルルーシュがその言葉に大きな反応を返し、擦り付けたそこは呼応するようにやわらかさをなくして立ち上がる。
「さっきの、思い出した?」
「うるさい、この体力馬鹿!」
「馬鹿でもいいよ、だから抱かせて」
「おまえ、最初からそのつもりだったんだろう」
彼の上に乗り上げて、目を合わせたらそう言われた。
「だって、僕が先じゃルルーシュがもたないだろ?」
彼にしか見せない、愛しさを込めた微笑みを浮かべてそう返す。ルルーシュは真っ赤な顔で悔しそうに唇を噛んだ。
掴んだままだった彼の手を一旦放し、指を絡めるよう繋ぎ直してぎゅっと握る。
「……嬉しかった」
本当に、嬉しかったんだ。だから今、余計に彼を抱きたいと思う。
彼を抱いていると、彼を支配したような錯覚に陥る。すべてが自分のものになったような、自分だけがこの彼を知っているんだという優越感に満たされる。
だからルルーシュにもそれを感じて欲しかった。スザクがルルーシュを抱いているときに感じるそれを、彼も感じていてくれたら嬉しいなとは思うけれど……さすがに、そこまでは訊けない。
「君の初めても、僕の初めても」
スザクの言葉にルルーシュが苦笑した。
「お前に渡す、俺の初めてはふたつめだ」
「うん。……嬉しい」
ちゅ、ちゅ、と音を立てながらルルーシュの額や目尻、頬に口付けを落とす。そして最後に唇を食んで。
「ルルーシュ……好きだよ」
そっと落とされたスザクの呟きに、ルルーシュが目を見開いた。
彼の指先に力が入る。
次いで、馬鹿、ともう一度――今後は愛おしむような響きで、ルルーシュは悪態をついた。
*-*-*-*-*-*-*
ただ「ルルーシュの初めては俺が!」なスザクを書きたかったんですが、気付いたらこんなことになってました。
何だかたくさんの方が見に来てくださったようで恐縮です;お粗末さまでした(笑)
ほぅ、とため息にも似た息をつくと、スザクは腕の力を抜いた。
触れていたぬくもりが離れる気配。すぐに後処理を始めそうな彼の腕を掴み、自分の隣に引き倒す。
「……っ!」
言葉もなくシーツに埋もれたルルーシュは視線だけで抗議してきたけれど、今の状態ではちっとも迫力がない。呼吸はもう整ったようだが、まだ余韻を引きずった瞳は、熱をもち欲の色を孕んでいた。
「どう、だった?」
こんな風に聞くのはルール違反かなと片隅で考えたけれど、どうしても言わせたくてスザクは問いを口にした。声が少し掠れる。……のは、たぶん、喉がかわいたからだ。あがりそうになる声を、必死で抑えた結果。
ルルーシュが気だるげに髪をかき上げ唇を開いた。
「……なにが」
うん? と目を細め微笑い、具体的に言ってほしいのかと言葉にはせず瞳で伝える。伝わったかどうか定かではなかったが、そのまま無言で見つめ続けていると、ルルーシュがカッと頬を薄紅色に染めた。
答え返してくれないルルーシュを残念に思いつつ、腕を更に引き寄せ唇に軽く触れるだけのキスをする。
「僕は、嬉しかったよ」
気持ちよかったし、と続けるとルルーシュの手が髪をぐしゃぐしゃとかき回してきた。顔が赤い。眉根が寄っている。でも瞳が優しい。……こんな風に照れているルルーシュは貴重だ。
俺だって嬉しかった、とぼそぼそとルルーシュが言って、スザクは良かったと顔を綻ばせた。だがそのあと、ふと彼は表情をくもらせる。
「……でも、……」
言いかけて、口をつぐみ。微苦笑を浮かべるとごめんと謝罪を寄越す。何だろうと視線を投げれば、ルルーシュはスザクの額に手を伸ばしてきた。ゆっくり、汗で張り付いた前髪をかきあげてくれる細い指先。
「加減、できなかった、から」
ぽつりと呟かれ、ああ、と笑う。
「お互い様、なんじゃないの?」
「……認めたくないけどな。おまえの気持ちが初めてわかった」
「それなら僕も同じだよ。ルルーシュがいつも嫌だって言う気持ちがわかった」
ふぅん? と呟くルルーシュの視線は訝しげだ。
とりあえず、理解したのは間違いない。が、それで今後スザクの行動が変わるかと言えば、それはないわけで。
「ルルーシュ? 疲れた?」
目を閉じてしまった彼に問いかけながら、額に伸ばされていた手を取り指先に口付ける。
「それなりに」
返った答えは簡潔だが、たぶん相当疲労していると思う。引き倒したのは確かにスザクだが、それに抗い離れるのが億劫なくらいには。
「あのさ、ルルーシュ」
「……ん」
「眠い?」
「少し」
言葉少ななのは、眠気が多少なりとも彼を襲っている証拠だった。抱き合った後、彼の素肌に触れながら心地よい疲労と眠気にまかせてベッドに沈むのは、スザクも好きなのだけれど。
「ルルーシュ、まだ寝ちゃダメだよ」
「あぁ……そうだ、せめて拭いて……」
「そんなのは別にいいんだけど」
君が外に出してくれたから中も平気だし、なんて続けたら、ルルーシュの目がぱちっと開いた。
「おまえな……!」
また赤くなった頬をぷにっと人差し指でつつく。
「ゴムいらないって言ったの僕だし、本当は中で出してくれても良かったんだけどね。初めてなのによく……」
「ッ、もういい、黙れ馬鹿!」
完全に目が覚めたらしいルルーシュの腰に手を添え引き寄せる。くすくすと笑いながら、羞恥に染まる耳朶に口付けた。
「……ねえ、ルルーシュ」
耳に直接吹き込むように、低く彼を呼ぶ。途端にびくっと跳ねた身体は、スザクが教えた快楽に従順だ。
「やっぱり……僕も君が欲しいな」
「なっ……」
すでに昂ってきた自身を押し付ければ、ルルーシュのそれもピクリと反応を示す。
「スザク、……辛く、ないのか」
「腰? うん、少し。でも、動けないほどじゃないし」
「錯覚だ! 絶対に動いたら痛い! っから、やめた、ほう、が……っ」
「でも欲しい」
――君の中の熱さを感じさせてよ。
ルルーシュがその言葉に大きな反応を返し、擦り付けたそこは呼応するようにやわらかさをなくして立ち上がる。
「さっきの、思い出した?」
「うるさい、この体力馬鹿!」
「馬鹿でもいいよ、だから抱かせて」
「おまえ、最初からそのつもりだったんだろう」
彼の上に乗り上げて、目を合わせたらそう言われた。
「だって、僕が先じゃルルーシュがもたないだろ?」
彼にしか見せない、愛しさを込めた微笑みを浮かべてそう返す。ルルーシュは真っ赤な顔で悔しそうに唇を噛んだ。
掴んだままだった彼の手を一旦放し、指を絡めるよう繋ぎ直してぎゅっと握る。
「……嬉しかった」
本当に、嬉しかったんだ。だから今、余計に彼を抱きたいと思う。
彼を抱いていると、彼を支配したような錯覚に陥る。すべてが自分のものになったような、自分だけがこの彼を知っているんだという優越感に満たされる。
だからルルーシュにもそれを感じて欲しかった。スザクがルルーシュを抱いているときに感じるそれを、彼も感じていてくれたら嬉しいなとは思うけれど……さすがに、そこまでは訊けない。
「君の初めても、僕の初めても」
スザクの言葉にルルーシュが苦笑した。
「お前に渡す、俺の初めてはふたつめだ」
「うん。……嬉しい」
ちゅ、ちゅ、と音を立てながらルルーシュの額や目尻、頬に口付けを落とす。そして最後に唇を食んで。
「ルルーシュ……好きだよ」
そっと落とされたスザクの呟きに、ルルーシュが目を見開いた。
彼の指先に力が入る。
次いで、馬鹿、ともう一度――今後は愛おしむような響きで、ルルーシュは悪態をついた。
*-*-*-*-*-*-*
ただ「ルルーシュの初めては俺が!」なスザクを書きたかったんですが、気付いたらこんなことになってました。
何だかたくさんの方が見に来てくださったようで恐縮です;お粗末さまでした(笑)
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