TURN5（その1）

どうしても今書いておきたかったので、ちょっとだけ感想を。

あ、スザクさんに優しくない感想なのでご注意くださいね！
咲良はルルナナ兄妹が大好きです。二人の幸せを願ってます。…だから二人を傷つけてほしくない。
そんな内容です。（スザクも大好きですよ！！）←主張


※5/8追記
ていうかすみません、これ読んで気分を害された方がいたらごめんなさいぃ…。
本人は冷静に考察していたつもりなんですけど、ところどころ考察じゃ済まない書き方をしていました。……スザクも俺もルルーシュ好きすぎる（笑うところ）←…

スザクの考えていることがわからない…と思ったTURN5。ゼロのこと、ユフィのこと、ラウンズのこと……いろいろあった一年前。この一年で彼はどれだけ変わってしまったんだろう。もう「お前は変わってない」なんて言えないよ！今回のスザクは最悪でした。ルルーシュに対しての私怨にナナリーを巻き込んだ。ルルーシュ＝ゼロを確認するための最高のカードであることはまだいい。それだけじゃなく、ナナリーを政治の道具に、自分の目的のための道具にした。しかも、ナナリーが今後、絶対に悲しみ苦しむかたちで。
ルルーシュがスザクに責められたり追い詰められたりするのは、「ドエスザクめ！」（愛のある悪態）だけで済むんだけど、それにナナリーを使っちゃあさー…。人非人とか言われても仕方ないよスザク。「目的のためには手段を選ばない」っていう今のスザクのスタンスはわかっているつもりだけど、そこにナナリーを巻き込んじゃいけないだろう。それはユフィの想いを踏み躙るのと同じだ。ユフィが助けたかったのはナナリーなのに。

とまあ、前置き（長）をしたところで。ナナリーが総督になる、というのはルルーシュにとって最悪の状況だよね～…。ゼロは総督と争う位置にいるわけで、総督が治めるエリアを奪還しようと動いているわけで、つまりルルーシュはナナリーと戦わなければならなくなる。
それだけじゃない。TURN5のラストはルルーシュがナナリーにどう答えるか、その前で終わっているけれど…ルルーシュがどう答えようと、ナナリーにとっては悲しい結末が待っていることになる。
スザクに記憶のことを悟られないようにすれば「お兄さま」と嬉しそうに話しかけてくるナナリーに他人のふりをしなければならない。ナナリーはルルーシュが記憶を失っているとは思ってもいないみたいだし、そんなことをすれば彼女が傷つくことは間違いない。スザクだってそれをわかっているはず。わかっているからこその行動。ルルーシュがナナリー第一なのを知っていて！
そしてもし兄としてナナリーに答えれば、ルルーシュ＝ゼロを、記憶がもどっていることをスザクに教えることになる。ロロは「ルルーシュの記憶が戻ったら殺害」と言っていた。それがスザクからの指示だとすれば（スザクも「ゼロは自分が殺します」と言っているし）ゼロだと知られたルルーシュは間違いなく殺されるんだろう。せっかく話ができた兄を、ナナリーは永遠に失うことになるわけだ。
それでルルーシュが嘘ついたとして、それでナナリーが傷ついたとしても、「君がナナリーを騙したんだ。君のせいだ」とかルルーシュのせいにしたりするんじゃなかろうな…。ドエス監督ならやりそうで怖いです(涙)

あと、ちょっと気になったのは、スザクが「大切な友達とかけがえのない女性を失った」と言っていること。
あー、スザクにとってルルーシュはもう友達ではないんだな。と思った。……いや、あんなことしておいて友達だとか言われても困るんだけどね？（笑）でも、皇帝に売り渡すときでさえ友達という単語を否定しなかった彼がそう言ったのがショックでした。深読みすればここにだってスザルル妄想は出来るんだけど！スザクのルルに対する執着半端ないし！ルルのこと大切だったんだな…とかさ。逆に考えて、まだ友達という関係を捨てられないでいる、ともとれるし。…でもなーでもなー。

てゆか、総督がナナリーって言うのは、R2妄想本（overagain）で書いていたんですが、まさか当たると思っていなかった。ナナリーが総督になるのが一番ルルーシュにとってショックだろうとは思ってたんだけど…うがー！（吼）


ロロがかわいい！とか、カレンとC.C.やばい！とか、ルルーシュ笑える！とか、ジノ！とかヴィレッタ！とか、叫びはたくさんあるんですがそれはまたあとで。
今回からびっぐろーぶの30秒予告は本編後かー。簡単に見れなくなったな（笑）


---------- 5/7 追記 -----------

スザクについてあーだこーだ言っていたけれど、これは思いっきりルル至上の意見なんだなと気付いた（笑）まあ、やっぱり、ルルーシュが好きなのでルルーシュの味方になってあげたいわけなんですよ。ね。というわけで、ここから先は少しスザクの擁護をしてみる。
スザクの心情がどうだかわからないけれど、「これ以上誰も～」っていうのはユフィが生前スザクに言った台詞とかぶらせているのかなぁとも思うし、「大切な友達を失った」や「ゼロはいらないんだ」とわざわざ言うという事は、もしかしたらスザクはルルーシュの中のゼロを消してしまいたいだけなのかもしれない。

君が望んでいた世界ではないけれど、ナナリーは今安全なところにいる。彼女がエリア11の総督になり僕が彼女をサポートし、そしてナイト・オブ・ワンになって日本を統治する。だからもう、『ゼロ』はいらないんだ。君だってナナリーと戦いたくなんてないだろう？ナナリーが平穏に暮らせる世界を、これから僕と彼女自身がつくっていく。だからもう――……

って言っても、結局はルルーシュが餌であることは変わらないのかもしれないよなー（あれ）皇帝はゼロ＝ルルーシュって知っているわけだし、使いみちがあるから生かしておいてるわけだし、じゃあ使いみちなくなったら？って思うじゃないか（あれれ）結局ルルーシュはゼロであることをやめたって監視され続ける生活を続けるしかない。ナナリーと共に暮らすこともできない。一期のときと同じ、生きていても死んでいるのと同じ。……だめだ、やっぱり。おのれスザクめ（あれれー？）
どう考えてもスザクがルルーシュをどん底に叩き落そうとしているとしか思えないわけですよ！（落としてから掬い上げる演出なのか？）それとも、スザクは皇帝からルルーシュの処遇について何か言われてるのか？もしC.C.が捕まり、ゼロが消え、これ以上ブリタニアに楯突くことがないならば自由にしていい、とか？皇帝がそんな優しい人だとは思えないけど…どうなんだろう。スザクがルルーシュをどうしたいのか、それによってだよなぁ…。殺したいのか、生き地獄を見せたいのか、ただ何もさせず生かしておきたいのか、更生の道を歩ませたいのか。
個人的には最後のだといいなと思うけれど、どうなんだろうか。「ナナリーと共にエリア11を治めてくれ」とか言ったら拍手喝采なんですがスザクさん。……叶わぬ夢を見ている気分です。ひー。

あ、あと「大切な友達を失った」っていう言葉に妙に引っかかったのは、スザクが『被害者』として言葉を使っているからなのかなと。ルル側の心情を知っているからかもしれませんが、友達を失ったのはスザクのせいだと思うんですけどどうなんですか。何も知らずルルを傷つけてたくせに…『友達』であることを先に放棄したのはおまえだ！と言いたくなってしまうんですよね～…（遠い目）
ああだめだ、どんなに頑張ってもやっぱりスザクを責めることしかできません。でもルルーシュもスザクを切り捨てようとしてたし、どっちもどっちなんだよね。


長くなってきたのでちゃんとした感想はまた違うところに書きますー。そっちではできるだけスザク批判をしないようにしたい…（苦笑）スザク好きなのになー。好きだからこそ許せないのかもしれない。うーん。言いたい放題ですみませんでした;;（平伏）